アナ・ウインターの着こなしを学ぶ・映画【ファッションが教えてくれること】

ファッション業界の厳しさと情熱が伝わるドキュメンタリー

簡単なあらすじ

2009年製作 ドキュメンタリー映画

アメリカ版ヴォーグの編集長アナ・ウィンターの活躍と、ファッション業界において絶大な影響力を持つ彼女の仕事ぶりを追う。

普段、アナ・ウィンターのメディアの情報からは見えてこない、彼女のファッションに対する思いや生い立ち、彼女のプライベートな場面も垣間見ることが出来る。

topic-cinema6-6参照 映画 ファッションが教えてくれること

一年で最も重要な9月号の製作、準備の中で、アナは分刻みであらゆる決断をしていかなければならない。しかし、そこには一切の妥協は許されない。一生懸命力を尽くして準備を進めてきたスタッフにも容赦しない。非情な指示にも誰も文句は言わずにまたやり直す。そこにはアナヘのこれまでの実績に対して、畏敬の念がそうさせているのかもしれない。

topic-cinema6-7参照 映画 ファッションが教えてくれること

同期入社のクリエイティブ・ディレクターの才能を認めながらも、アナが創り上げる構想から反れたり、アナが認める”着れるファッション”から、アーティスティックになりすぎるとむげなく彼女の作品を没にする。それでもアナは、彼女の自分にはない素晴らしい才能なくしてはここまでこれなかったことをわかっているのである。

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言葉少ないやりとりの中に信頼関係の深さを感じる。ファッション業界で成功するには、成功し続けるのにはどうすればいいのか、華やかさだけがクローズアップされる中、一瞬一瞬が張り詰めている現場であることがわかる。

ファッション目線で観た感想

topic-cinema6-14参照 映画 ファッションが教えてくれること

topic-cinema6-9参照 映画 ファッションが教えてくれること

毎年新しいデザイナーが生まれ、彼らを育てることも使命とし、そして新たなトレンドを創り続ける中、モードのトップに君臨するアナは常に”着れること”が大事だと話しています。彼女の仕事の時に着るスタイルは、きれいな色目のワンピースにはおりものなど、奇をてらったコーディネイトではなく、きれいめにシンプルに着ていること、とても惹かれます。

アナのプライベートなファッションを見習いたい。

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白地に細いボーダー、白の分量が多いので顔の表情も明るく見え、ボーダーもカジュアルになりすぎない、さすがです。

topic-cinema6-15参照 映画 ファッションが教えてくれること

ポロ襟のカットソーはほどよいフィット感のあるサイズ。そして白いパンツを合わせるとビビットなカラーのトップスも柔らかに爽やかな印象になります。色目が派手なものはと敬遠せずに、私たちも自分が好きな色だなぁと見つけたら、どんどん取り入れたい上質なスポーティテイストのコーディネイトですね。

topic-cinema6-17参照 映画 ファッションが教えてくれること

時々、思い出したように観てしまう映画です。お時間ありましたら是非。

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