人生と愛とファッションを魅せる 映画【ワン・ディ 23年のラブストーリー】

不器用で長くて深い愛を一年に一度の7月15日で繋げていく

簡単なあらすじ

エマ…アン・ハサウェイ デクスター…ジム・スタージェス

主人公のエマとデクスターは、大学卒業式の日、酔った勢いから一夜を過ごすのだが、お互いに通じるものがありながらも、恋人にはならず、親友として時を経てきた。

まじめで、彼への本当の思いが言えずにいるエマも、だんだんと洗練されて素敵な女性になっていく。かたや女性にもてて自由奔放なデクスター。暮らす環境も、場所も違っていても、連絡を取り合って時々会い、そしてそれぞれの生き方を通して、エマとデクスターはお互いの存在をだんだんと強く感じていく。

毎年7月15日を切り口しながら、ふたりの愛と人生の距離感を映し出していく。

洗練されていくエマの姿をファッションが映し出していく。

大学卒業後のワンピースにGジャン、ショートブーツを合わせるエマ。その時もとっても素敵です。でもそれからなかなか作家として日の目を見ない時期であっても、カジュアルな着こなしはとってもおしゃれです、ナチュラルです。

でもだんだんと仕事も認められ、自信がついていくと、ファッションも変わっていく。知的に、そしてフェミニンに。

姿勢もよく、さっそうと歩くエマ。やはり姿勢と着こなしは一体ですね。

誰もが憧れるストーリー!と思っていたら、心臓が止まりそうな展開へ。一瞬私も息を飲み、うそでしょ!っと。

この映画、究極のラブストーリーでした。こんなに時間かかって、やっとやっと結ばれたふたりがなぜ!と。しかし、思うに、ファッションはこのエマの生き方、成長に、さらに深みを与えて、観る私たちに美しい印象を残してくれたように思えたのでした。

普段着のエマ、デートの時のエマ。参考になるコーディネイトがいっぱい。

それぞれの年代の着ていたエマのファッションは、参考になるものが多くて素敵でした。

一例ですが、大学卒業後のワンピースにGジャン、ショートブーツを合わせるエマ。この着かたは、ワンピースの色や柄を変えたり、足元を変えれば、どの年代でもワンピースが楽しめますね。

デートの時の紺のワンピース。なかなか日本では、肩出して颯爽と歩くというのは難しいかもしれません。でももっと着なきゃ!ワンピースを楽しみたいなぁと思いました。

ともだちとの食事、デート、おでかけに着るワンピース。シンプルなデザインで、自分の好きな色、柄。着慣れることが大事ですが、ノースリーブワンピースや、肌の露出が多い場合は、カーディガン、ボレロ、幅の広いストールを合わせると行き帰りにも便利です。

アン・ハサウェイは演技も素晴らしいし、本当にどんなファッションも着こなす女優さんですね。これからも何度も観て、何度も余韻に浸れる映画になりそうです。

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