この映画は観初めから、そうよ!こうでなくっちゃ、おんなはどの世代もこうでなくっちゃ!と心弾みながら観ていました。
簡単なあらすじ
マルガレーテ(オマ)…マリアンネ・ゼーゲブレヒト マリー…アネット・フィラー
夫に先立たれたマルガレーテは、住み慣れたカナダを離れ、長女マリー一家と暮らすことになった。しかし、娘たち一家との同居や老人ホームへの入居などの現実を突き付けられたマルガレーテは、それを拒否し、長年の思いを果たすために、ひとりローマ法王に会うためにバチカンに旅経った。
そして、着いた先は、親に内緒でイタリア人の恋人と同棲中の孫娘マルティナの部屋だった。
ローマ法王に会うためだけでなく、マルガレーテのオープンで前向きな性格は、彼女に関わるいろんな世代の人々もあたたかく幸せに包んでいくのです。
25年前に日本でも大ヒットし、今も根強い人気を誇るパーシー・アドロン監督の『バグダッド・カフェ』(87)で出演した女優マリアンネ・ゼーゲブレヒトが、魅力的で素敵なおばあちゃん役で戻ってきました。
素晴らしい映像美そして魅力的なオマに惹きこまれていく
参照 映画 バチカンで逢いましょう
行動力があって気持ちもパワフル!そんなオマ(ドイツ語で親しみをこめてオマと呼ばれるそうです。)と美しい映像美が重なって、本当にきれいです。ファッション雑誌をめくっているようでした。
参照 映画 バチカンで逢いましょう
いろんな素敵なシーンはすぐにでもイタリアに行きたい!と思ってしまうのでした。まずはこの映像美を堪能して欲しいです。
祖母・娘・孫娘のそれぞれの魅力的な着こなしが最高
参照 映画 バチカンで逢いましょう
育児に仕事に家事に時間を取られる娘マリー、でも彼女の普段着も、そしてちょっとしたホームパーティ、旅行の時の服装もとっても素敵なのです。忙しくても、こう着たら、これを着たら魅力的に見えるというお手本がいっぱいです。この世代は、最も忙しい時期と思いますが、やっぱりおしゃれは手を抜きたくない、じゃぁどうすればって思う時に、その目線で観ても楽しいです。
参照 映画 バチカンで逢いましょう
オマのおばあちゃんのファッション、孫娘のマルティナのファッション、それぞれみんな好みが違うけど、その世代のファッションを満喫していているから、どの世代も回りに振り回されずに、自分の好きなコーディネイトでずっとおしゃれを楽しむことは、ほんとに最高と思ってしまいます。
参照 映画 バチカンで逢いましょう
人生いろんなことが起こって、ずっと、楽しいことばかりではないはずです。でもどんな時にも前向きに、ハートフルに暮らしていたら、幸せな人生になっていくんだなって思わせてくれる、そんな素敵な映画でした。
ぜひお時間あれば観てみてくださいね。