そうやってる私も、そう思う私も。共感して笑ってしまう。
簡単なあらすじ ジョシュ…ベン・スティラー コーネリア…ナオミ・ワッツ
ジェイミー…アダム・ドライヴァー ダービー…アマンダ・サイフリッド
40代夫婦のドキュメンタリー映画の監督のジョシュと、その妻コーネリアは、流行に乗り遅れまいとSNSを使いながらもどこか空虚感もありながら暮らしている。そんな時に、彼らを尊敬する20代夫婦のジェイミーとダービーに出会う。若い彼らは、デジタルよりもアナログな生活を好み、その生き方に純粋にジョシュたち夫婦は刺激され、感化されていく。しかし、世代変われば、考え方も違う夫婦間には相容れない状況にも直面していく。
お互いの良さを知っている40代夫婦の、ちょっと苦い経験もしながら乗り越えていくハートフルコメディです。
感想
観た方それぞれ意見が異なると思いますが、ほんとにこんな時期経験するし、この経験をプラスにするのか、ああーもう歳だし、若い世代と一緒にしないで欲しい、考え方もよくわからない、と心の扉を閉めてしまうのか、あるいは、共有する部分もあればそこは一緒に楽しもうと思うようになるのか、自分でも即結果はでないけど、とりあえず、これからはオープンマインドで暮らさなくっちゃなと思うのでした。後からしみじみくる、とっても好きな映画です。
ファッションが普通で好きです。普通でおしゃれ、これですね。
ニューヨークだから、シンプルでも気を抜けないおしゃれをしている、という思いを、いい意味で覆すコーネリアのコーディネイト。
普通なんだけどおしゃれって思う着こなしをするコーネリア、どのパターン見ても好きです。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
ベーシックなちょっと地味かなと思うジャケットも、デニムの裾をまくって、足首を見せて、抜け感を出す。あっという間にカジュアル感とおしゃれ度がアップする。赤のベルトとシューズが効いています。
トレンドでもないけど、気に入ってるジャケットあるんだけど普段に着るには堅苦しくないかなと思っていたら、すぐに真似出来て楽しめるコーディネイトですね。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
ショートダウンコートも見事な着こなし。フォークロアなバックを合わせるのがキュート。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
ニューヨーク、ブルックリンのママ友たち、彼女たちの悩みも服装も日本と変わらない。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
シンプルなブラウスとシャツ。夫婦のシンプルなコーディネイトが素敵です。シャツやブラウスの生地感はメンテナンスはちょっと必要ですが、上質感も出せます。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
白襟のブラウスとVネックのカーディガンをきちんと着る。地味じゃない?と思われるかもしれませんが、カーディガンはほどよいフィット感のあるシルエットで着るとスタイリッシュになります。
参照 映画 ヤング・アダルト・ニューヨーク
いつもは地味でも、決める時は、決める(笑)。シンプルでもラインのきれいなワンピースは着映えしますね。
考えさせられながらも、おしゃれも楽しめる、ほんとに素敵な作品です。
考えさせられることも多く、笑ってばかりではありませんが、あたたかい夫婦の関係に、ほっとさせられたり、普段の、ほんとに素敵なファッションに共感出来るところがいっぱいあって、疲れを感じさせない、いい映画でした。
お時間あればぜひ観てみてくださいね。