SALEで買う前のチェック、SALEで買う時のチェック

自分の仕事柄、SALEの時は初めてのお客さまも多いので、かなり気を使います。出来るだけお好みなどをゆっくり伺いたいと思っているのですが、なかなかそう思うようにはいかず、お話しする時間も短いことが多くなってしまいます。

時間が経って、SALEで買った服のことを喜んでいただけたと知って、初めてああーよかったと安堵します。

よくあるのが、欲しい商品ではなかったけど、安くなっていたからと買ったという時は、あまり、いえ、ほとんど着ない服になってしまうことが多いようです。

買いやすくなっているので買う時、欲しい高額商品が安くなっていたので買う時でも、どんなタイプを買いたかったのか、事前に一度整理して、何が欲しかったのか、予定を立てておくのもいい方法です。

ジャケットやコートを買う時、普段着るインナーはどんなデザインが多いですか?

ジャケットや、コートを選ぶ時、袖ぐり、袖幅がタイトで窮屈に感じてしまうのは、着づらいものです。私が一番気を付けてることは、この袖通りの良さなのですが、昨今はほんとにいろんなデザインがあるので、お客さまの普段着ているデザインと、お客さまがこれから欲しいデザインと相性がよくない時が出てくるのです。

例えば今人気のチェスターコートを選ぶ時は、インナーに袖回りがゆったりしたラグラン袖のニットを着て試着したりすると、窮屈に感じてしまい、コート丈も身幅も大きくなるもうひとつ大きなサイズにしてみたり、または、このデザインは私には無理だわと勘違いされて、諦めてしまうことにもなってしまいます。

こういう時は、袖付け回りがダボダボしていないニットやインナーを着て試着してみることをおすすめしています。

レザーのジャケットを選ぶ時は、素材は重さがあり伸縮性は小さいものが多いので、サイズ選びは慎重にして、インナーは普段よく着ているものを着て選んでみてください。


今流行りのビックシルエットのチェスターコートやトレンチコート、身幅が広いウール系のデザインのコートは、ダウンコートや、中綿のコートと比べると、防寒の面では負けてしまう場合があります。防寒をプラスする方法としては、薄め素材のジャケットや、ダウンベストをインナーに着ると温かさが増します。暑い時にはコートと一緒に脱げるので、体温調節も出来ます。
気候の変化が大きい日本では、コートの素材の選び方が大変ですね。

ジャケットやコートのサイズ感は、ひとつサイズが違うだけで、着心地も見映えもかなり変わってきます。

肩が落ちている、身幅が必要以上にガバガバしている大き目のコートは、どんなに買いやすくても、重たく感じられたり、見映えの面でも、大きいサイズを着ているように見えてしまいます。

小さすぎるサイズは選ばないと思いますが、普段着ているサイズよりも大きいサイズを選ぶ時にも気を付けて選んでみてくださいね。

ジャケットやコートの素材に合わせてバックを会わせましょう。

素材の表面がツルっとしたウールや化繊系のジャケットやコートの時は、あまり気にすることはいらないのですが、ニットや、素材の表面がぼこぼこ、ふわふわしている素材は、合わせるバックによっては、ひっかかったりして、素材が摩耗して毛玉が出来やすくなります。

こういうデリケートな素材の時は、ひっかかりがないデザインや、クラッチのような手に持つタイプ、または手首にかけてもつバケツ型などを合わせてみてもいいですよ。

お気に入りの服を買って、一回着ただけでこういうことになってしまうと、ほんとにがっかりしますね。くれぐれも事前にコーディネイトチェックしてみてください。

いいお買い物ができますように!

いいお買い物が出来たら、またおしゃれの楽しみも広がりますね!SALEで買ったから失敗してもまぁいいかって思うより、SALEでまたひとつコーディネイトが増えたわ!と、なりますように。

選ぶ時のちょっとヒントになりますように。

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