発酵食品【味噌】を使ったお味噌汁の凄いところを再認識しよう
普段、何気に食べているお味噌汁。代表的な日本食としてお味噌汁は挙げられています。脇役的なメニューですが、実はたくさんの体にいい要素をもっているんですね。健康にもよくて、さらに美容にもいいところがやっぱり一番気になります。
お味噌の効果
お味噌の原料となる大豆には、豊富なタンパク質が含まれており、このたんぱく質が体内で消化されるとアミノ酸に変化します。その中のロイシン・イソロイシンは脂肪を燃焼させる効果があるそうです。そして脂質や糖質の燃焼を促す効果があるビタミンB群も味噌には含まれているので、より脂肪燃焼に期待が持てます。また、ビタミンEの血流をよくする効果があることから、さらに代謝をあげて脂肪を燃焼することへの効果がみられそうです。
無理なダイエットではなく、普段の食生活で体重管理が出来たらいいですね。
他にもお味噌汁にすると、お野菜を入れることが多いので、食物繊維も摂れるので、腸の働きもよくなり、便秘対策にもなります。便秘解消につながれば、お肌の調子もよくなりますね♪
そして嬉しいのが、お味噌に含まれる遊離リノール酸という成分がシミやそばかすに効果があることがわかり、メラニンが合成されるのを抑えてくれるそうです。美白効果もにも期待が持てます。
野菜の旨み、野菜の甘さを味を感じることが出来る素晴らしいメニューです。
パン派の私ですが、お味噌汁は出来るだけ週の半分以上は作るようにしています。お味噌汁はおうちにあるいろんな具材、お野菜、お肉、海藻類、きのこ類を入れて作りますので、いろんな栄養を一緒に得ることが出来ますし、お味噌汁にすると、味噌の味が素材の旨みを引き立てるので、素材そのもの味や旨みを実感できることが凄いですね。
料理は体調によっても、味が微妙に変わる時がありますね。そんな時は自分の体調管理にも役に立つような気がします。お味噌汁はその味自体が濃いものではないので、いつもの味からちょっと違うなぁと思うときは、疲れてるのかなと、いつもより体をケアしてあげなきゃと思っています。
実はお味噌汁は簡単です!具材の旨みと甘みでおいしさ倍増♪
おうちにある材料で作れる!
お味噌汁の具は、野菜は玉ねぎ、キャベツ、人参、大根、きぬさや、ほうれん草、太ねぎ、ごぼう・・・あげたらきりがないほど、いろんな野菜が選べます。他にも豆腐、薄揚げ、しいたけ、しめじ、えのきなど。プラスお肉、お魚など。おうちにある材料で作れることが多いのが助かります。
忙しい時はだしの素で
忙しい毎日の中でも、本当はだしをとってから作るのがいいと思うのですが、私はだしの素を使っています。ですが、まずはお味噌汁の具材からだしを取り、お野菜からも充分の旨みと甘さが得られますので、足らない部分を補足するような気持ちで使っています。
作り方
一人分はお水200cc お味噌大さじ1。これにだしの素を小さじ3分の1。
3人前だとお水600cc お味噌大さじ3 だしの素を小さじ1。
① 分量のお水に火の通りにくい野菜やお肉を入れて、火にかけます。
② 沸騰したら、中火にして具材に火が通るまで炊きます。アクが出てきたら取り除いてくださいね。
③ 火は最後まで決して強くしないように気を付けながら、火が通ったら味見を一度してみてください。お野菜の旨み、甘さ、他の具材の旨みが出ているのを確認してからだしの素をいれます。充分具材から旨みが出ていたらだしの素は少なめに入れましょう。
④ お味噌を入れて味噌こしなどで溶きます。
⑤ 豆腐やわかめなど火に通りやすいものをいれます。そしてもう一度味見して薄ければお味噌を足します。
⑥ 再度に煮立ってきたなぁというところで火を止めます。出来上がり。
*中火にしてからは、決してぐらぐらと沸騰させないようにしましょう。お味噌の香り、効果が半減してしまいます。
自分で作るようになると、お味噌と野菜の旨みや甘さを実感できるようになります。脇役ではなく、主役級のおかずになっていると思います。
そして何よりもお味噌汁の香りに魅了されます。美味しさとその素晴らし効果の両方をいただいていきたいですね。