招待した方も、された方もみんなテーブルにゆっくり座って楽しみたいですね♪
私も友人を呼んでおうちで食事をするのが大好きなのですが、最初は張り切って、出来たてがいいかなとキッチンとテーブルを行ったり来たりしてやっていました。でもこういう内容だと、友人たちとの楽しい会話には、途切れ途切れにしかしゃべれないし、常に次の料理のこととか考えなければならなくて、仕事をしていると翌日は出勤だったりと、ちょっとホームパーティって疲れるなぁというのが実感だったんです。
回を重ねるごとに、やはり、ホームパーティって自分もゲストもゆっくり楽しめてくつろげるのが大事だなぁと。
とっておきの時は別ですが、親しい友人たちを呼んだり、急に集まってごはん一緒に食べようよと決まった時でも、メニューも気軽に気負わないで作るのが一番いいし、楽しかったならまた呼ぼうかなという気持ちにもなります。
定番準備リストを作っておくと安心です。
私は、どんな時も慌てないように、自分が疲れないように、定番の準備リストを作っておくんです。
①オードブル
②サラダ
③バゲットまたはおにぎり
④カルパッチョ
⑤メイン一品
⑥カットフルーツ
⑦食後のナッツ類とポテトチップスとお菓子
の7項目に分けて決めていきます。
えっ!こんなに用意するの?と思われるかもしれませんが、凝ったメニューは⑤のメインだけで他の⑦以外は、ほぼ切る作業がメインなのです。
⑤のメインも、呼ぶ人数や、呼ぶ方の食べる量(笑)によってもう一品、二品と増やしたりしています。
また、ゲストの方がこれ持って行くよ!とか何か作って持って行くねと事前に言ってくれたら、もうその項目のメニューは増やす必要はなくなりますし、作り過ぎてしまうことにもなりませんよね♪
項目別に予定を用意するものを考える。
私の定番でご紹介すると
①オードブル
生ハム、チーズ類が多いです。大皿に広げるだけでいいんです。生ハム、チーズは成城石井さんで購入することが多いのですが、日持ちするものも多いので、お好きなお店を決めておいて事前に買っておくと安心です。準備出来たら、ゲストが来るまで乾燥を防ぐために必ずラップしておきます。
人気のウッドボードに、バゲットもフルーツもカナッペも一緒にのせてみるのも豪華で楽しいです。
②サラダ
サニーレタス、ベビーリーフ、トマト、玉ねぎ、ブロッコリー、スナップエンドウ、ミニコーン、アボカド、ミックスビーンズ、マッシュルームなどの中から、その時の旬のものを選んだ、ザクザクと混ぜるだけ。食べる直前にお好きなドレッシングをかけて、また軽く混ぜる。
ベビーリーフはサラダを作る時にボリュームも出てとっても華やかになるのでおすすめです。最近、スーパーでもコンビニでもいろんな種類が売っていますね
これにモッツアレラチーズ、もっとボリュームを出したい時には、ゆで卵や、お店で唐揚げ、コンビニでも買えるパックの蒸し鶏をかってスライスして混ぜても見映えも、食べごたえも出ます。
ドレッシングは手作りしても、市販のものでも忘れずに準備します。サラダは準備出来たら、ラップして、時間帯によっては、始まる前まで冷蔵庫へ。
③バゲットまたはおにぎり
前菜やメインに添えてバゲットをスライスしてドンっと用意(笑)。カナッペを作っておいてもいいですね。
和風の時や、お子さまが一緒の時はおにぎりは喜ばれます。小さく握って、海苔を巻くだけでもかわいいし、2種類ぐらい色目を考えてふりかけをかけても。これも人数分分けるのではなく、大皿に盛っておくと、食べたい人に好きな時に取ってもらえます。
炊きごみご飯も食欲そそりますね。
用意したら食べる直前まで、ラップして乾燥を防ぎましょう。
④カルパッチョ
お刺身を柵で買ってきて、薄くスライスしてカルパッチョを作ります。サーモンや鯛は色どりもきれいです。その時の旬のお魚が一番いいですね。
作ったらラップして冷蔵庫へ。食べる前にドレッシングをかけます。お好きな味付けでどうぞ。私はシンプルにオリーブオイル、お酢を一対一でそして塩胡椒を入れて小さな泡だて器でよく混ぜておきます。さらにレモンを振りかけてもフレッシュ感が出て美味しいです。レモンはカットしてお皿に添えておくと絞るのを忘れません。
魚介類がダメな方は、もちろん省略。
⑤メイン
私はメインには、普段よく作るものを用意します。上の画像の時は晩ごはんに作る花びらしゅうまいや煮豚の中華風のおかずがメイン。
トマト煮込み、クリーム煮込みは好評です。お鍋やフライパンで作ったら食べる直前に温め直して、深みのある大皿一挙盛ります。豪華に見えて、温かいのでほっこりしますね。
オーブン料理も始める時間と焼き時間を想定して、出来上がったら焼き立てを大皿にサラダ菜を敷いて盛りつける。
グラタンの場合は大きな耐熱皿で作る。出来たらスープスプーンを添えて。
和風のおかずも大皿へ。サイドデッシュや箸やすめになる普段作る酢の物、合えものもひとつに盛ると見映えがします。
夏は蒸し鶏、蒸し豚をスライスして、大皿に野菜を添えて、盛りつける。ドレッシングを用意しておく。
食べる量を心配するときは、この寒い時期ならお鍋やおでんを用意するのもいいです。まずはお鍋、おでんでお腹を満たしていただけると、あとは、ゆっくり飲み物とサイドデッシュで楽しんでいただきましょう。
また、小さなお子さまがいる時は向きませんが、チーズフォンヂュ、たこ焼きパーティ、ホットプレートで焼き肉をメインにしても楽しいですね。
⑥カットフルーツ
よく作るのは、オレンジをカットして、大皿の回りに一周飾り、中央はその時の旬の果物、例えばイチゴやぶどう、キーウィ、パイナップルを混ぜて盛ります。
カットフルーツは食後でもいいんじゃないのと思われるのですが、テーブルがとっても華やかになりますし、箸やすめにつまむ方も結構いますし、お子さまの場持たせにもなるのです(笑)
一口サイズの果物はついつい口に運びやすいみたいです♪
これらも用意したらラップしておきましょう。
⑦食後のナッツ類とポテトチップスとお菓子
メインも食べ終わって、みんなお腹も落ち着いてきたら、一度、取り皿はさげてデザートタイムを始めていきます。それぞれのゲストの帰られる時間もありますし、お酒を飲まれる方にもデザートタイムに入ったことにより、終りに近くなった雰囲気づくりになりますね(笑)。甘いものはダメな方もいるので、ナッツ類、チーズ類、ポテトチップスなどは残しておきます♪
プチケーキの大きさは、おなかいっぱいの時でも食べたくなりますね。
デザートに合わせて、お茶、コーヒー、紅茶を用意。簡単にマグカップなどでもいいですね。受け皿もなしで。
お料理もデザートも自分で作ってもいいし、お店で買ってきても、取り寄せてもいい。これ大事です(笑)その時の、自分のコンディションに合わせて楽しく楽しくですね。
定番リストは、回を重ねるごとに、自分がやりやすい、好きな内容で決めていくといいですよ。
当日、最初にすることはテーブルセッティング!食器は少なめ、後片付けも簡単にする。
基本は、大皿・取り皿(20㎝前後のものと小皿)グラス・おはしかフォーク類を準備しておく。
出来るだけお皿は増やさずに大皿に盛って、取り皿を用意する。他には飲みもの用のグラス、お箸またはフォーク。取り皿は中皿と小皿。小皿は必要であれば出せるように重ねて近くにスタンバイ。そんなに食器持ってないし、増やしたくない時は、シンプルすぎない絵柄がついた紙皿や紙コップ、お箸を常備しておくと安心です。
食器類、雑貨は、セリアさん、ダイソーさん、ナチュラルキッチンさんにも買いやすくて素敵なものが売っているので、のぞいてみてくださいね♪
テーブルセッティングを済ませ、気持ちに余裕をもって料理を作る。
私は、当日の料理を始める前に、人数分のランチョンマットを敷いて、そこへ中皿、必要に応じて小皿、グラス、お箸をセッティングしておきます。
そしてテーブルの中央に、空の大皿もセットしておきます。そうすると、このお皿にはこのメニューとイメージがわきやすいですし、慌てないし、作り忘れ、作っても出し忘れも防ぐことが出来るんです。
あとは、出来たお料理をどんどん大皿にのせていくだけです。
お酒を飲まない方にも特別感を出す飲みもの。
飲み物は、お酒を飲まない方も多いと思いますので、その方のために、お茶、お水の他にも、ペリエや輸入のお水、甘過ぎないジュースを用意します。
今はノンアルコールのお酒も多いと思いますが、その情報がわからない時もあるので、お酒を飲まない方も飲み物にちょっと特別感を出せます。乾杯する時にもみんなで盛り上げれますよ♪
グラスも出来るだけワインやビールコップと同じような雰囲気のもを使うようにして、アルコールを飲む方、飲まない方、両方がドリンクも楽しんでいただけるようにと思っています。
楽しかったなぁ~、またやりたいなぁと思えたら最高ですね♪
おうちでみんなでワイワイ語り合いながら食べる食事は、リラックス出来て、気取らないのが一番ですね。
後片付けだけが最後ちょっとお仕事残りますが、楽しかった感が残っている間にやってしまいましょう。
その回ごと、なに作ったかを記録して残しておいても便利です、次回のホームパーティ、なに作ろうかなと考えるのも楽しいものですね♪